katak
合同会社katakは、アイヌ語で「糸玉」を意味し、多くの糸を紡ぎ大きな糸玉を作るように、そしてアイヌ工芸の魅力、アイヌ文化の豊かさを広く知っていただきたい思いから2023年に関根真紀、摩耶の母娘で立ち上げた会社です。
沙流川流域、そして私たち家族に受け継がれる、アイヌの伝統的な技術と美しさを、現代に生きる工芸家が紡ぎ出し、日常使いできるアイテムとしてお届けすることを目指しています。
katakの活動のルーツには、46年前に他界した関根真紀の父であり摩耶の祖父である「貝澤守幸」から始まりました。守幸は地域を深く愛し、アイヌ工芸に対する情熱を持ち、文化伝承に努めました。
守幸の精神を引き継ぎ、アイヌ文化と工芸の未来へ向けた努力を続けています。
業務内容
* アイヌ工芸品製作、雑貨販売
* アイヌ文様、アイヌ語など提供、監修業務
* イベント・催事・アイヌ関連ツアー、アクティビティコーディネート
* 言語、文化、アート、料理など講演会・講義
* アイヌ料理やお弁当の提供、ケータリングサービス
katakはアイヌ工芸の美しさを大切にし、今も生き続けるアイヌ文化を未来へと繋げていくため、精一杯努力を重ねています。
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そして合同会社katakは、アイヌ工芸品雑貨とは別のラインとして、『soya』というブランド名にて商品を製作販売しております。
『soya』は、アイヌ語で「蜂」を意味し、人にも地球にもやさしく、長く使えるものづくりを大切にしながらアクセサリーや雑貨を製作しています。
商品の特徴:
・持続可能なものづくり:アットゥシ織の端材や、捨てられることもあるエゾ鹿革を素材として使うことで、持続可能なものづくりを目指しています。
・草木染め:化学染料を使わず、草木を染料として利用した製品。自然由来の色合いが、使うほどに味わい深くなります。
素材本来の美しさと自然の色合いを感じながら、長く愛される商品をお渡しできるよう精進します。
katak LLC
katak LLC, which means "thread ball" in the Ainu language, was founded in 2023 by Maki and Maya Sekine, a mother-daughter duo, with the desire to weave many threads into a large ball, symbolizing the sharing of the beauty of Ainu crafts and the richness of Ainu culture.
katak is focused on spreading the charm of Ainu craftsmanship and culture, aiming to deliver items that embody traditional Ainu techniques, inherited by our family, as practical and beautiful everyday objects.
The roots of katak's activities trace back to Maki Sekine’s father and Maya's grandfather, Moriyuki Kaizawa, who passed away 46 years ago. Moriyuki was deeply passionate about Ainu crafts and culture, dedicating his life to preserving and passing it down to future generations. katak continues to honor his legacy and is committed to the future of Ainu culture and craftsmanship.
Business Activities
Ainu craft production and sale of goods
Provision and supervision of Ainu patterns, language, and culture
Event planning, activities, and Ainu-related tours
Lectures and talks on language, culture, art, and cuisine
Ainu food, bento service, and catering
katak cherishes the beauty of Ainu craftsmanship and strives to pass on the living culture of Ainu to future generations with dedication and effort.
soya – A Sub-Brand of katak
In addition to Ainu crafts and goods, katak also operates the sub-brand soya, which produces and sells items under this name.
soya means "bee" in Ainu, and the brand emphasizes creating items that are kind to both people and the Earth, focusing on sustainability and long-lasting products. soya’s offerings include accessories and goods that embrace these values.
Product Features:
Sustainable Production: By utilizing end pieces of Atushi (Ainu textile) and sometimes discarded materials such as Ezo deer leather, we aim to create sustainable products.
Plant Dyeing: Products dyed using natural plant-based dyes, without chemical dyes. The natural colors deepen and enhance with use, offering a timeless beauty.
soya is committed to creating products that showcase the original beauty of the materials and the natural colors of the Earth, with the goal of providing long-lasting and cherished items.
関根真紀Sekine Maki
アイヌ工芸家・合同会社katak代表社員・二風谷民芸組合所属
北海道平取町二風谷で生まれ育ち、家業である民芸店を手伝いながら幼少期を過ごしました。その後、木彫りから刺繍に至るまで、多岐にわたるアイヌ工芸に関する制作活動に携わり、現在もアイヌ文化を伝える工芸作家として活躍しています。アイヌ文化の深さや歴史を広めることを使命に感じ、アイヌ工芸や文化の普及活動も積極的に行っています。
主な受賞歴・出展歴:
* アイヌ伝統工芸展(北海道アイヌ協会主催)で複数回奨励賞・優秀賞を受賞
* 2015年、NHK『日曜美術館』でアイヌ伝統工芸特集の制作協力
* 結城紬、甲州印伝などとのコラボレーションによる商品開発
* 実写版『ゴールデンカムイ』アシリパ衣装製作
* 日本ハムファイターズとのコラボ商品展開 など
Sekine Maki
Ainu Craftsperson, Representative Partner of Katak LLC, Member of the Nibutani Folk Arts Association
Born and raised in Nibutani, Hokkaido, Sekine Maki spent her childhood helping with her family’s folk craft shop. Later, she became involved in various Ainu craft-making activities, ranging from wood carving to embroidery, and continues to work as an Ainu craftsperson, dedicated to passing on Ainu culture. She feels a strong mission to spread the depth and history of Ainu culture and actively engages in promoting Ainu crafts and culture.
Main Awards & Exhibitions:
Multiple Encouragement and Excellence Awards at the Ainu Traditional Craft Exhibition (organized by the Hokkaido Ainu Association)
2015: Production cooperation for the Ainu Traditional Crafts feature on NHK’s Sunday Art Museum
Product development in collaboration with Yuki Tsuzure, Koshu Inden, and others
Costume creation for Asirpa in the live-action Golden Kamuy
Collaboration products with the Nippon-Ham Fighters, among others
関根摩耶Sekine Maya
アイヌ文化伝承車・合同会社katak代表社員
アイヌ文化が深く根付いた平取町二風谷で生まれ育ち、アイヌ語と文化の普及活動に力を入れています。アイヌ語弁論大会での最優秀賞受賞や、FM北海道AIR-G『ウポポイラジオ』のパーソナリティとしての活動を通じて、アイヌ語や文化を広めています。また、2018年からは日高管内を走る道南バスでアイヌ語アナウンスを担当。
主な活動内容、メディア出演:
* FM北海道AIR-G『ウポポイラジオ』
* STVアイヌ語ラジオ講座
* ACジャパン北海道地域CM
* YouTube「しとちゃんねる」
など
Sekine Maya
Ainu Culture Inheritance Advocate, Representative Partner of Katak LLC
Born and raised in Nibutani, a town deeply rooted in Ainu culture, Sekine Maya is dedicated to promoting the Ainu language and culture. Through her achievements such as winning the Grand Prize at the Ainu Language Speech Contest and her role as a personality on FM Hokkaido AIR-G’s Upopoi Radio, she actively spreads the Ainu language and culture. Since 2018, she has been responsible for Ainu language announcements on the Donan Bus that runs through the Hidaka region.
Main Activities and Media Appearances:
FM Hokkaido AIR-G Upopoi Radio
STV Ainu Language Radio Course
AC Japan Hokkaido Regional Commercials
YouTube Shito Channel
and more.
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【二風谷イタ】川奈野利也作/24cm丸イタ
¥44,000
二風谷民芸組合に所属する若手作家『川奈野利也』が製作した二風谷イタは、豊かな自然を感じさせる沙流川流域に伝わる文様と独自のデザインが融合した作品です。手に取るたびに北海道の息吹を感じられる、心温まるアイテムの一つです。 川奈野利也は、2008年より公益財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構の平取地域イオル再生事業職員としてアイヌ文化の伝承活動に16年間従事している。 二風谷民芸組合に所属し、020年に北海道アイヌ協会主催「北海道アイヌ伝統工芸展」に出展し奨励賞を受賞している。 二風谷の工芸家達により指導を受け技術を学び、作り上げた二風谷イタは、一つ一つが丁寧に手技で仕上げられています。使い込むほどに風合いが増すので、年月を経ても愛着を持ってご使用いただけます。あなたも若手作家の成長を応援してみませんか。 ※一点ものですので、受注生産になりお渡しまでお時間いただく場合があります。即時希望の場合事前に問い合わせいただけますと幸いです。 ※木製品につき、水分が木に染み込む可能性があるためご使用後は乾拭きなどして、なるべく水回りを避けてご利用ください。 ■直径24cm
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おちゃっちゃり ~北海道、アイヌの森の香り~
¥3,240
平取町二風谷近辺で採取したアイヌゆかりの山菜を贅沢に使用したスパイスです。 肉料理からパスタまで幅広い料理にお使いいただけます。 ~アイヌゆかりの山菜~ 『pukusa:ギョウジャニンニク』 山菜の王様とも言われる、ニンニクやニラのような香り高い山菜です。 乾燥させて汁物に入れたり、ご飯やお粥に入れて食べたりします。 その香りからアイヌは魔除けとして利用されることもありました。 食べると体が温まることや、アリシンがニンニクの4倍含まれるなどから、薬用としても使用されてきました。 『sikerpe:キハダの実』 昔からアイヌは整腸剤として、腹痛時などにキハダのや実を利用してきました。 柑橘系の木のため、爽やかな香りを放つ山菜です。 程よい苦味と、ピリッとする風味がクセになります。 『micipa:ミツバ』 アイヌは古くにはミツバを食べる文化はそれほどなかったと言います。 しかし今は二風谷では春先にそれぞれの家庭で、自然から採れたしっかりと香りのするミツバが食卓に並びます。 『ohawkina:ニリンソウ』 食用、薬用ともに親しまれてきた春先に代表的な山菜です。 二風谷では肉料理を作るときには欠かせないと言われるほど、 他の食材との相性がいい山菜でもあります。 私たちにはたくさんの山や川と生きるための、先祖からの知恵やルールが受け継がれています。 山菜を採った後はそれぞれの特性に合わせ数年は山に休んでもらったり、余すことなく使い切ることが大切です。 そのため、山菜を採取できる量には限りがありますことを、ご了承ください。
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【二風谷アットゥㇱ】貝澤雪子作/名刺入れ
¥16,500
二風谷アットゥㇱ、日本の伝統的工芸品の指定を受けた北海道初の伝統的工芸品です。貝澤雪子は半世紀以上にわたってアットゥㇱを織り続けてきました。 アットゥシとは、オヒョウ等の樹皮の内皮から作った糸を用いて機織りされた反物で、通気性に優れ、水に強くて丈夫な優れた産物として知られていました。 本商品のアットゥㇱは原料となる樹皮を山から調達し、百年前と同じ様式の織り機で工芸家により継承されてきた製法で作り上げられています。 本商品はアイヌの伝統的な織物・アットゥㇱを全体にあしらった、手触りの心地よい名刺入れです。天然素材ならではの優しい風合いを装いながら、高級感をまとう本商品は、ビジネスシーンでも存在感を放ちます。 アイヌ民族の日常着でもあったアットゥㇱは、普段使いに十分な強度がありますので、使うほどに手になじむ伝統的工芸品の肌合いをお楽しみください。 自然の色合いを生かして織っているため、全く同じ紋様はなく、1点物の名刺入れとなっております。 ■色:無地か縞などそれぞれの草木染めの色からお選びいただけます。 ■11.5cm×7.3cm×1.7cm×15.4cm(横/縦/厚さ/開き) ※一点一点個体差がありますことをご了承ください。必要であれば事前に問い合わせいただき、お好みの色を提案することも可能です。
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【アイヌ工芸作家×KAKERA KNIT】ハンドウォーマー 「チタラぺ~citarpe~」柄
¥11,000
関根真紀×KAKERA KNIT ハンドウォーマー 「チタラぺ~citarpe~」柄 二風谷のアイヌ工芸家 関根真紀のデザインとKAKERA KNITのコラボレーションによって生まれた「ハンドウォーマー」です。 KAKERA KNIT は日本をはじめ様々な国の柄や文化やテクスチャーにふれ上質な細いウール糸や天然素材を用いてさまざまな柄を色で表現、クラシックなジャガード柄や模様編みで『一点もの、限定もの』のニットを制作しておられます。 ciatrpeとは”ござ”を意味しアイヌは「無地のござ」は敷物として「文様入りのござ」は壁にかけて使用されていました。 この作品は、沙流川流域の二風谷に脈々と紡がれてきた「チタラぺ~citarpe~」柄をデザインいたしました。 アイヌに代々受け継がれる文様が丹念に編み込まれたハンドウォーマーで 手先を彩ってみてはいかがでしょうか。 ※チタラペのラは小文字表記です。 ※1~5枚目がブラウン、6~7枚目がクリーム色です。 ■デザイン 関根真紀 ■製作 KAKERA KNIT ■素材 ウール100% ■サイズ 26cm×9.5cm×0.3cm(縦/横/厚さ) ■KAKERA KNITの紹介 旅先で出会った自然や文化、伝統的な柄やオリジナルデザインを織り交ぜた多色ジャカードニットを制作しています。30年以上使用する横編み機でゆっくり丁寧に編み、仕上げた作品が、身に纏う方によってそれぞれのストーリーを紡いで日々の暮らしに彩りを添え、長く愛されるヴィンテージニットになることを願っています』 URL www.kakera.life
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関根真紀×KAKERA KNIT ハンドウォーマー 「アイヌ文様テクンペ」柄
¥13,200
SOLD OUT
関根真紀×KAKERA KNIT ハンドウォーマー 「アイヌ文様テクンペ」柄 二風谷のアイヌ工芸家 関根真紀のデザインとKAKERA KNITのコラボレーションによって生まれた「ハンドウォーマー」です。 KAKERA KNIT は日本をはじめ様々な国の柄や文化やテクスチャーにふれ、上質な細いウール糸や天然素材を用いてさまざまな柄を色で表現、クラシックなジャガード柄や模様編みで『一点もの、限定もの』のニットを制作しておられます。 細い糸と洗い加工により、軽くてやわらかい風合いに仕上げております。 水と土の地で、編みましたニットのカケラたちが、 末永くご愛用頂けますヴィンテージニットになりましたら、たいへんうれしく思います。 アイヌに伝統的に伝わるテクンペ(手甲)をイメージし製作しました。 まだまだ「肌寒い季節のお供」として アイヌの知恵が丹念に編み込まれたハンドウォーマーで 手先を彩ってみてはいかがでしょうか。 ■商品について <素材> ウール100% <カラー> それぞれ文様のラインの色が変わります。 ・1~6枚目 toyne(橙) ・7~9枚目 surkne(紫) ・10~13枚目 hure(赤) ・14~16枚目 toyne(茶) ・17〜19枚目 hukinane(緑) <サイズ> 26cm×9.5cm×0.3cm(縦/横/厚さ) ■デザイン 関根真紀 ■製作 KAKERA KNIT ■katakのご紹介 katakとはアイヌ語の「糸玉」を意味しています。 古くからアイヌの人々の生活の中で そして、様々な場面で用いられてきました。 日常使いしたいような 「今のアイヌ工芸の魅力」を広く知っていただけるように たくさんの糸を紡ぎ、大きな糸玉を作れたら幸いです。 平取町二風谷で生まれ育った母娘の関根真紀と摩耶が 合同会社katakを立ち上げました。 アイヌの「かっこよさ」を通して その世界の、色あざやかな美しさや豊かさをともに 受け止めあえる社会を目指しています。 ■KAKERA KNITの紹介 旅先で出会った自然や文化、伝統的な柄やオリジナルデザインを織り交ぜた多色ジャカードニットを制作しています。30年以上使用する横編み機でゆっくり丁寧に編み、仕上げた作品が、身に纏う方によってそれぞれのストーリーを紡いで日々の暮らしに彩りを添え、長く愛されるヴィンテージニットになることを願っています』 URL www.kakera.life
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ネックウォーマー(citarpe柄)
¥11,000
二風谷のアイヌ工芸家関根真紀がデザインしたハンドウォーマー。 ciatrpeとは”ござ”を意味し、アイヌは無地のござは敷物として、文様入りのござは壁にかけて使用されていました。本商品は、沙流川流域の二風谷に脈々と紡がれてきたcitarpe柄をデザイン化したものとなっております。 服装が暗くなりがちな肌寒い季節に、アイヌの知恵が丹念に編み込まれたネックウォーマーで、顔周りを彩ってみてはいかがでしょうか。 ■15cm×60cm×1.8cm(縦/周囲/厚さ) 『KAKERA KNIT』は、旅先で出会った自然や文化、伝統的な柄やオリジナルデザインを織り交ぜた多色ジャカードニットを制作しています。30年以上使用する横編み機でゆっくり丁寧に編み、仕上げた作品が、身に纏う方によってそれぞれのストーリーを紡いで日々の暮らしに彩りを添え、長く愛されるヴィンテージニットになることを願っています』 www.kakera.life
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アイヌ文様封蝋~シーリングスタンプ~
¥6,600
二風谷のアイヌ工芸家 関根真紀がデザインした 「封蝋 ~シーリングスタンプ~」です。 かつては差出人の家系のシンボルが刻まれ 「差出人を証明する証」として使用されてきた封蝋。 代々受け継がれる沙流川流域に伝わるアイヌ文様が 刻まれた「現代の封蝋」をお楽しみいただけます。 近頃は見かける機会が少なくなってきた封蝋ですが だからこそ郵便物にひときわ異彩を放つアイテムとして お使いいただけるかと思っています。 現代に受け継がれる先人からの知恵や美しさを 特別な記念や大切な人へお届けください。 ■製作・デザイン 関根真紀 ■サイズ 2.5cm×8.8cm(横/縦) ※蜜蝋:1.1cm×9cm(幅/高さ) ■お使いにあたって -火器の取り扱いにはご注意ください -お子様やペットの手が届くところでの 使用、保管には特にお気をつけください。 -印面に衝撃や硬いものが当たると 刻印が破損する可能性があります ■素材 蝋、真鍮 ■katakのご紹介 katakとはアイヌ語の「糸玉」を意味しています。 古くからアイヌの人々の生活の中で そして、様々な場面で用いられてきました。 日常使いしたいような 「今のアイヌ工芸の魅力」を広く知っていただけるように たくさんの糸を紡ぎ、大きな糸玉を作れたら幸いです。 平取町二風谷で生まれ育った母娘の関根真紀と摩耶が 合同会社katakを立ち上げました。 アイヌの「かっこよさ」を通して その世界の、色あざやかな美しさや豊かさをともに 受け止めあえる社会を目指しています。